すがる女

2007年6月5日 恋愛
気持ちを残すことはやめよう、やるだけやって、それでダメだったらすっぱりと終わりにしよう、と気持ちを決めました。
いつもそんな風に生きていきたいです。

これが最後だ、と思い、会社携帯へメール。
好きだったのに、と。

だった、だね。と。

わたしが入る隙はもうないのだね、と。

そりゃ、あれだけ冷たい対応されたらねぇ、と。

わたしの態度に問題があって、相手をひどく嫌な気持ちにさせていたようです。
いや、わかってはおりましたが、修復のキッカケがつかめないまま二ヶ月過ぎてしまったのです。
もはや、何に対して怒っていたのかわからなくなっているのです。

ごめんなさい。謝っても手遅れですよね。でもごめんなさい。
もう修復は絶対に無理なんだと思って、せめて不愉快にさせてしまったことに謝った。
ごめんなさい、が最後のメールになるんだなぁ、次に顔を合わせたときどうしようかなぁと思いながら。

いつもわたしは同じことを繰り返すなぁ、ずっとずっと勝手に振る舞って許され続けて、相手が我慢の限界を迎えたときに初めて相手の我慢に気付いて心から後悔するんだけれど、そのときにはもう相手の心は閉ざされててもう二度と元にはもどれないんだよなぁ、って過去の失敗を思い出した。

三十路を過ぎて、まだ同じ失敗を繰り返すのか、進歩が無い人間だな、って思った。

明日・明後日は会わなくて済むから、その間に気持ちを切り替えようって、思いながら歩いた。

普通にしてくれれば。相当嫌な感じだったよ。よっぽど嫌いになったんだと思ってた。と。
ここで突き放しきれないところが、彼のずるいところだと思う。
気持ち的には終わりに近いのだと思うのだけれど。
突き放さないわりには、会社携帯でのやりとり。プライベートを教える気はないらしい。
だからやっぱり、わたしの気持ちは固まってしまう。
そして、顔も固まってやっぱり結局もう本当にダメなんだと思う。

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