東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
2005年12月25日 読書
もうずいぶん前に買っていたんだけど、まとまった時間がとれなくて読んでなかった一冊。
なんとなく一気に読んでしまいたかったんだ。
昨日読み始めて、今日の午前中に読み終わりました。
品川庄司の品川がすごい泣いたっていうのをテレビで見てて、とにかくたくさんの人たちが面白い、感動した、泣いたっていう感想をテレビや雑誌で語ってた。
そういうのって、いつもことごとくワタシには当てはまらないから、今回も少し冷めた目で読み始めたんだけど。
実際のところは・・・。
最後の方は涙が止まらなくてマスカラがデロデロになるほど泣いた。
涙を含んだティッシュがゴロゴロとたまっていった。
こういうことってあるんだな。
涙で先へ進めない。
というのも、ウチが母子家庭っていうこともあって、リリーさんと自分を勝手に重ねてリリーさんとオカンが将来のワタシとママンの姿に見えてしまったのです。
高いお金払ってもらって大学行かせてもらって、仕送りしてもらって、遊び呆けて。
彼女は自分のものも我慢してこの歳になるまでまだ働き続けて、まだワタシに贈り物をしてくれようとして。
リリーさんが思っていることが、そのまま自分の思いと重なる部分があって、いずれ必ずやって来るいちばん怖いことのことを考えないように逃げている自分を認識してしまったりして。
この本が売れてる理由がわかった。
でも、しばらく読みたくない。
なんとなく一気に読んでしまいたかったんだ。
昨日読み始めて、今日の午前中に読み終わりました。
品川庄司の品川がすごい泣いたっていうのをテレビで見てて、とにかくたくさんの人たちが面白い、感動した、泣いたっていう感想をテレビや雑誌で語ってた。
そういうのって、いつもことごとくワタシには当てはまらないから、今回も少し冷めた目で読み始めたんだけど。
実際のところは・・・。
最後の方は涙が止まらなくてマスカラがデロデロになるほど泣いた。
涙を含んだティッシュがゴロゴロとたまっていった。
こういうことってあるんだな。
涙で先へ進めない。
というのも、ウチが母子家庭っていうこともあって、リリーさんと自分を勝手に重ねてリリーさんとオカンが将来のワタシとママンの姿に見えてしまったのです。
高いお金払ってもらって大学行かせてもらって、仕送りしてもらって、遊び呆けて。
彼女は自分のものも我慢してこの歳になるまでまだ働き続けて、まだワタシに贈り物をしてくれようとして。
リリーさんが思っていることが、そのまま自分の思いと重なる部分があって、いずれ必ずやって来るいちばん怖いことのことを考えないように逃げている自分を認識してしまったりして。
この本が売れてる理由がわかった。
でも、しばらく読みたくない。
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